育児休業取得しやすい規定の整備で60万円の助成金!

政府は育児休業の取得しやすい環境づくりで1社最大60万円の助成金の支給を検討し、来年度の予算に盛り込む方針を決めたようです。厚労省の調査によると2012年度の育児休業取得率は、女性が83.6%、男性が1.89%と低く、この度、育児休業取得の規定の整備や職場復帰プランの作成を新たに行い、実際に育児休業取得者や職場復帰者が出た場合に1人30万円、1社あたり最大で2人、合計60万円の助成金を受けることができます。これを指南する指南役として全国に200人設置する予定で勿論社会保険労務士もその候補に挙げられています。先日日本の人口が減少しているという記事が有りましたが、今回のような助成金を利用し育児休業の取得率を向上させ、育児休業中の職場復帰プランの作成と支援を行い女性が育児休業後も社会復帰しやすいようにすることが企業には求められているようです。

これまで経験を積んだ職員が育児休業後に職場復帰できず退職されるケースが結構多いと思います。これは企業にとっても大きな損失になります。ただ、今回の職場復帰プランの実施と復帰の支援を行う事は大変重要なことであり、それで助成金が受給できる事は企業にとってはプラスにはなりますが、実際育児休業中の職員の補充をどうするかという大きな問題もあるのが事実だと思います。職場復帰してくるまでの補充要員をどうするか。派遣で補うという事が考えられますが、派遣料金も高額になる事も考えられます。このあたりの企業への助成も合わせて必要ではないかと考えます。

この助成金で詳細が出ましたら掲載させて頂きます。勿論弊社も育児休業中の職場復帰プランの作成などお手伝いをさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。